過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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417: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/06/27(木) 20:10:02.23 ID:5a8CoO3n0





「――お待たせいたしました、ヒタチ様」

「あ、はい」

そして、時間はあっという間に進み、夜になり。
完全に遊び倒した二人は、パーク内の最高級のホテルの一室に案内してもらっていた。
さすがに最高級の部屋なだけあって、設備も素晴らしい。
ルームサービスだけで一流のレストランを開店できるほどのものだった。

「…ふぅ。疲れたわね」

「うん。楽しかった」

パークで買った仲間たちへのお土産を仕舞うと、イズルは部屋の外のテラスにいるケイの隣に座る。
部屋やテラスの明かりは点けなかった。何となく、人口的すぎる光はこの場には無粋に思えた。
彼女はイズルの言葉に対して、呆れたようにクスリと笑う。

「まだ遊び足りなさそうね」

「え、そうかな?」

「そんな顔してる」

言い合いながら、二人は空を見上げる。
地上三十階なだけあって、ここからは夜空がよく見えた。
いくらでも見てきたはずなのに、二人の視界は、その美しい夜の幕に奪われ続ける。


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