過去ログ - 【マジェプリ】もしもイズルが一週間いなかったら
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646: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/10(水) 21:58:29.24 ID:8Qgdup5e0
「皆で散歩に行こう!」

突然、彼はそんなことを言った。

外宇宙用ステーション、スターローズ。
以下略



647: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/10(水) 21:58:56.50 ID:8Qgdup5e0
「うん、皆で出かけたら、少しはアンジュと仲良くする機会になるかな、って」

なるほど、思ったよりもずっと普通の案だ。
あの子――アンジュが来てから、私たちは未だに上手くやれている自信がない。
その機会を多く作るのは、大事なことだ。
以下略



648: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/10(水) 21:59:35.33 ID:8Qgdup5e0





以下略



649: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/10(水) 22:00:38.91 ID:8Qgdup5e0
そうして歩いているうちに、ふと、前を行くイズルが立ち止まった。
そのすぐ斜め後ろを進む私も、思わず止まる。
イズルの見ているモノを見て、停止するのも仕方ないと思った。

「わぁ…」
以下略



650: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/10(水) 22:01:43.15 ID:8Qgdup5e0
「人工とは、なんつーか、違うな」

スルガが人並みな感想を漏らす。
確かにそうだ、と内心で私は同意する。
人工的に、どこか作られた――私たちと同じだ――あの輝きには、大した感慨を抱いたりしない。
以下略



651: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/10(水) 22:03:28.82 ID:8Qgdup5e0
「ケイ? どうかした?」

「……いえ、何でもないわ」

イズルに話しかけられて、深い思考の世界から戻ってくる。
以下略



652: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/10(水) 22:03:57.79 ID:8Qgdup5e0
「……っ」

けれど、手が引っ込んだ。
肝心なところで、私は何となく気後れした。
妙な緊張が手から伝わってしまいそうで、怖くなった。
以下略



653: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/10(水) 22:04:25.41 ID:8Qgdup5e0
「……ぁ」

小さく漏らした声は、チームの皆には聞こえなかったらしい。
私がその声を向けた、彼以外には。

以下略



654: ◆jZl6E5/9IU[saga]
2013/07/10(水) 22:06:54.40 ID:8Qgdup5e0
終わり。次はリンリン。嫉妬ケイ。ケイばっかり書いてるなぁ。
またネタがあればよろしくお願いします。


655:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/07/10(水) 23:10:37.49 ID:OUIwq3/AO

ケイは可愛いからね 仕方ないね


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