29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/22(水) 02:11:56.04 ID:FHEPMApf0
凛「……」
みく「……」
みく(……ど、どど、どうしよう。何て言えばいいんだろう……)
凛「……あ、あのさ、勝手に友達から聞いちゃったりした上に、ここまで呼んで、勝手にせがんでる私が言うのもなんだけど……」
凛「どんな時でもみく自身はそのままじゃないかな」
みく「!」
凛「学校の時の大人しいみくでも、私達と一緒に居るときの騒がしいみくでも、みくはみくだよ」
凛「そんな隠さずにさ、いつものみくを見せてよ。自分らしさってそういうのだと思う……だから――」
みく「……笑わない?」
凛「まさか、誰か笑ったらプロデューサーでも叩くよ。……それでも、ダメかな」
みく「そこまで言うなら……うん」ニコッ
みく「……他のみんなも居ないから、話しやすいし……」
凛「雰囲気、全然違うね」
みく「そ、そうしてたんだもん……」
凛「どうして、学校の時と口調とか変えてるの?」
みく「だって、アイドルらしくないでしょ。目立たないし、地味だし……」
みく「凛ちゃん達よりアイドルは長くやってるけど……最初の頃なんて、友達に誘われてやり始めただけで……」
凛「自分からやったんじゃないんだ」
みく「うん……でも、猫……気ままな猫の気持ちになりきれば、みくもアイドルらしく目立てるかなって」
みく「……やり始めたら、自分自身でも分かるぐらい気が楽になれて、気づいたら使い分けしてて……」
みく「お仕事の、事務所とかでアイドルの前川みくをやってる時とかね……」
みく「凛ちゃん達が見ている普段の、ああいう感じで猫の気持ちになって、恥ずかしさとか抑えてるの」
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