過去ログ - モバP「蘭子が中二病になった理由」
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10:むぶろふすか ◆gijfEeWFo6[saga]
2013/05/20(月) 02:38:14.52 ID:Bs/q4Qil0
「闇に飲まれよ!(お疲れ様です)」
事務所に蘭子が帰ってきた。六時間ぐらいは働いてきた筈だが、全然疲れて無さそうだ。
「我が友よ、これで渇きを癒すがいい(コーヒーどうぞ)」
蘭子から缶コーヒーを貰った。蘭子の言う通り喉が渇いていたので、一気に飲み干す。
「ありがとな、蘭子……」
「ふっ、部下の配慮を怠らないのも魔王の務め」
蘭子は、彼女の真似をしている。独特の喋り方もそうだし、偽りの紅い瞳もそうだ。だが、彼女になりきる事はできていない。
というより、彼女の発言は普通に理解できるが、蘭子の言動は翻訳が必要なくらい滅茶苦茶な時がある。それはとても微笑ましいけど。
俺は、蘭子の事は好きだ。アイドルとして、友人として。
だけど、異性として愛したのは彼女なのだ。
蘭子の気持ちには、答えられない。
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