過去ログ - 一護「…あ」 フレンダ「…え?」
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64:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/02(日) 22:28:29.00 ID:jUYPhNfs0
自分が幸せだと思っていれば、誰が何と言おうとも幸せだ、と…
とてつもなく独りよがりな理屈だが、それは確かに間違ってはいないのだろう…けれど…
「明らかに不幸な境遇を幸せだと感じているんなら、そいつは結局、とんでもなく不幸せなわけよ」
今にも餓死しそうな人間が、私は誰よりも幸せだ、と言っても、その人のことを本当の意味で幸せだ、と考える人はいないだろう
本当に不幸せな人間というのは、きっとそういう人のことを言うのだろう…
「逆に、他人からしたらどんなに幸せでも、本人が幸せだと感じなければ幸せじゃない」
自分は幸せだと思っていても、自分以外の誰もがそう思ってくれない者
他人からはどんなに幸せに見えても、自分が幸せだと思えない者
結局、両者は共に不幸せなのだ。
「そう考えると、幸せになるって結構ハードル高いんじゃねぇか?」
「そうでもないんじゃない。結局、人間ってのは妥協する生き物なわけだし…この国の人間ってだけで、幸せな連中だと認識してくれる奴は山ほどいるわよ」
だから、少なくともこの国で生まれたのなら、幸せになること自体はそこまで難しいわけじゃない
幸せな人間、不幸せな人間、幸せになれる人間、幸せになれない人間…
今日も世界中で、色んな人が幸せを求めて生きている…けれど…
私は…
「…ああ、止め止め!全く…どうしてこんな暗い話になってるんだか」
「お前がはじめたことじゃねぇか」
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