過去ログ - 一護「…あ」 フレンダ「…え?」
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70:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/02(日) 22:46:26.28 ID:jUYPhNfs0
「だからっ…!」
絞り出すように声を上げる少女…
何を頼まれるのかは分からない…分からないけれど、それでも予想は出来る
懐かしくて、楽しくて、いつだって笑っていられる日々…
遊んで、喧嘩して、拗ねて、仲直りして、恋をして…そんな、まるで綺麗な青春のような日常…
そんな俺とフレンダの毎日は…どんなに幸福でも、結局偽物に過ぎないのだ
偽物で何が悪いと…きっと、そういう奴だっているんだろう。そして、それだって間違っている訳じゃない
でも…それでも、耐えられない人間というのはいるものだ…もしもフレンダがただの幽霊だったなら、偽物でもいい、と収まったのかもしれないけれど…
だけど、そうはならなかった…その幽霊が罪悪感なんてものを抱えていたから…
天国よりここのほうが幸せだと思うから、ここに残りたいと…そんな結末になりはしなかった…
天国よりここのほうが幸せだと思うから…だからこそ、ここに残ってはいけないのだ、と…
きっとそれが…俺とフレンダの結末なんだろう
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