過去ログ - 一護「…あ」 フレンダ「…え?」
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:25:49.26 ID:CWkcaF2p0
「黒崎…結局、私は、こんなところになんて来たくなかったわけよ」

「黒崎の顔なんて見たく無かったし、私の顔を見せたくも無かった…」

それは本当だ…私は酷い人間になっていたから。もう二度と、黒崎と顔を合わせたくなんてなかった

でも、それでも…私の魂はここに来た
思い出の場所…黒崎と過ごした、この町…空座町に…
それは何故なのか…私にはさっぱり分からない…
分からないけど…あんなに顔を合わせるのが怖かったのに、黒崎との生活は、本当に楽しかった

楽しくて、楽しくて、楽しくて…だから、私は、何よりも黒崎に感謝している…


けれど…いや、だからこそ…黒崎に私のことを背負ってほしくはない…
母親のことだけでも一杯一杯になってる黒崎は…それでも、友人の…私のことを背負おうとするんだろう
背負って、背負って、例え一人で抱え切れ無くなっても、決して誰にも、荷物を分けようなんて思わない…黒崎一護というのはそういう人間で、もしかしたら、いつかは背負ったものに押し潰されるようなことになるのかもしれない


だったら、せめて私の分は引いておこう…私は一人で、自分の分くらいは背負えるはずだから…だから、さっさと忘れてしまって欲しい…

忘れてもいいんだ…最後の最後で、こんなことが言えるような人間が、私なんだから…

「さよなら、黒崎一護…もう二度と、顔を合わせることはないってわけよ」

これも本当…私は地獄に堕ちるから…だから、黒崎みたいな優しい人間に会える日は、もう絶対に訪れない
 だからさよなら、黒崎一護…もう二度と会うことのない…私の、自慢の親友…




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