過去ログ - 一護「…あ」 フレンダ「…え?」
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86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/11(火) 00:31:35.03 ID:CWkcaF2p0
「転校…?」
「そう。今度、私達、転校することになってるわけで…」
「そっちかよ…」
こっちに転校して来たことじゃなくて、また別のところに転校するのが原因か…
というか、もう転校することが決まってんのかよ…まだこっちに来て一週間くらいだぞ?
「折角友達が出来たのに…って…」
「まぁ、そりゃあ文句も言いたくなるだろうな…」
新しい生活で、ようやく友達が出来たところでまた転校、だもんな…
「けどなぁ…そんなのが原因なら、どうしようもねぇぞ」
それこそ、転校を取り消すことくらいしか思い付かない。
「時間が解決してくれんのを待つしかねぇんじゃねぇの?転校先で友達でも出来たら、落ち着くだろ?」
「それは…そうかもしれないけど…」
「転校まで、どのくらいなんだよ?」
「二ヶ月くらい…」
ああ、そりゃきついな…二ヶ月もの間、身内とギスギスした関係ってのは…
「……はぁ」
憂鬱そうに、セイヴェルンが溜息をつく
「大丈夫だって…あっちだって、いつまでも険悪なのは辛いんだ…明日にでもなったら、多分元通りだろ」
「黒崎さん、それは丸投げってわけよ…」
「仕方ねぇだろ。それ以外思い付かねぇんだから」
俺はカウンセラーじゃないんだ。普通の中学生には、この辺りが限界だろ
「てか、なんでさん付けなんだよ…クラスメートだから、呼び捨てでいいって」
「…え?でも、不良っていうのは格下にさん付けで呼ばれるのに喜びを感じるものじゃ…」
「いや、別に不良じゃねぇから」
「そんな髪色でよく言えるってわけよ」
頭のオレンジ色をジト目で見つめてセイヴェルンが指摘する
こいつ、本当に度胸あるよな…もしかしたら、単に馬鹿なだけかも知れないけど
「こいつは地毛だ」
「……へ?」
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