過去ログ - 黒子「レベル5を目指しますの!」
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11: ◆WfB7i3usMEol[saga]
2013/05/21(火) 20:14:16.75 ID:7/grD5+e0

翌週 常盤台中学 空き教室



美琴「んー? 今度は何やってんのよ、パソコンみて。能力の訓練はどうしたの?」

黒子「あら、お姉様。これはですね、画面越しに精密空間移動を行う訓練ですの。
   そちらのカーテンの向こうで作業をしてますわ。液体の空間移動は難しかったですが、なんとかなりそうですの」

美琴「そういや先週そんなこと言ってたわね。でもアンタ、液体飛ばせなかったの?」

黒子「私の空間移動能力には様々な特性がございますの。たとえば、触れていなければ空間移動させることはできませんが、これは正確ではありません。
   事実、こうして髪が触れぬようにして移動しても」ヒュン「ベストだけ脱げるなどと言う事はございません」

美琴「あー、ブラウス挟んでるから触れてないわね。それに、もしそうじゃないなら他の人も衣服全部触れて一緒に飛ばさないと全裸確定だもんね」

黒子「そういうことですの。もちろん取捨選択も可能です。いくつかの部品から出来た物体の、そのうち一つだけを空間移動させることは容易ですわ。
   ですが、液体となると範囲指定が面倒ですの。バケツ一杯の水を丸ごと空間移動させるのは簡単ですが、量と形状を限定して空間移動させるのは出来ませんでした」

美琴「なるほどねー。で、それが出来るようになったと。利点は?」

黒子「気体も可能になった状態を想像していただければ」

美琴「うわぁ……、えげつないわね」

黒子「ですが、これも先日覚えた違和感とは関係ないのですわよねー……、一体何が気になったのか」

美琴「そんなこと言ってたわね。その時の状況は?」

黒子「お姉様と一緒に空中移動と、窃盗犯にドロップキックですの」

美琴「いつも通り過ぎて何がおかしいのかさっぱりだわ」

黒子「ですわよねー」



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