過去ログ - 魔法使い「勇者がどうして『雷』を使えるか、知ってる?」
↓
1-
覧
板
20
159
:
◆1UOAiS.xYWtC
[saga]
2013/06/01(土) 11:59:46.63 ID:+j7WNh9Vo
何日かに渡り、彼女を訪れ、話した。
不思議な事に、話したことも覚えているし、騎士の顔も忘れてなどいない。
それどころかよく気がつき、騎士の服についたソースの小さな滲みまでも、暗闇の中で見つけて指摘した。
その一方で、彼女は領主の事など、一つたりとも覚えていない。
いや、まるで知らないかのように反応する。
一度は、床に落ちた白濁さえ生々しく目撃したのに、その主の事を訊ねても、彼女は答えてくれない。
淫魔「まだ、ですかね? そろそろ私、ここ飽きてきちゃいました〜」
騎士「ふん。……蜜の罠でも仕掛ける気か、『淫魔』。私には通じん」
淫魔「……? あの、それって……?」
騎士「理解できぬならいい。……その、とろい口ぶりは何なのだ?」
淫魔「もう、とろいって何ですかぁ。失礼ですね〜」
騎士「チッ」
淫魔「……ありがとうございました〜、騎士さん」
騎士「今日は何もくれてやってなどいないぞ」
淫魔「くれましたよぉ。……『時間』をくれました〜」
騎士「『時間』?」
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
228Res/202.93 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 魔法使い「勇者がどうして『雷』を使えるか、知ってる?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1369148458/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice