過去ログ - 魔法使い「勇者がどうして『雷』を使えるか、知ってる?」
1- 20
204: ◆1UOAiS.xYWtC[saga]
2013/06/04(火) 03:22:01.80 ID:E/Gr+tAqo
少女はこの丘の下にある村で暮らしており、
どこにでもあるような農家の娘だが、今、村長の一人息子に恋をしている。
活力にあふれた快活で精悍な若者で、村の娘たちの憧れの的であり、大人達からも信頼が厚い。
農村ゆえに身分の差などそうないが、恋敵が最大の障害だという。

淫魔「……で、オマエ何が問題なのよ。フツーに仲良くなりゃいいだろ」

少女「だ、だって……恥ずかしくて、話しかけられ……」

淫魔「さっき『魔族』相手にムチャクチャ言ってたろ!? その度胸はどした!?」

少女「『魔族』は別ですよ! 牛とか豚と同じです!」

淫魔「…………オマエ、ブン殴っていい? グーで。鼻っ面にさ。ガッツリ前歯いっとくか?」

少女「それは駄目です。……で、どうすればいいんですか?」

淫魔「とりあえず、何でもいいから話かけとけよ。まず慣れろや」

少女「えー……それより、家の鍵開けて侵入して既成事実作った方が早くないですか? 教えてくださいよー」

淫魔「別にアタシらはピッキングして入ってる訳じゃねぇぞ! 既成事実とか言うな!」

少女「じゃ、惚れ薬の作り方教えてくださいよ。イモリの黒焼きとか使うんですよね?」

淫魔「さっきから飛び道具ばっか考えんなっ! 地道に行け、地道に! 普通にやれ!」

少女「ですから、その『普通』が分かんないんですよ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
228Res/202.93 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice