過去ログ - モバP「大好きだから、――くれ」
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32: ◆IRWVB8Juyg[saga]
2013/06/02(日) 23:51:19.73 ID:riTFFhsLo
「うん? ……それって、ボクの衣装の一部……ですか?」
俺が固まっているものだから、幸子が俺の持っているものがなんなのか確認しようと回り込んできた。
ピンクの首輪を握りしめて固まっているのを見て、若干ひいているような気すらする。
幸子としては、可愛いイメージとは直では結びつきづらいこれを衣装の一部と思えなかったのかもしれない。
もしくは、既に悪戯な堕天使というイメージの衣装としては完結しているし、必要ないと思ったのかもしれない。
だが、どちらにしろ。これはぜひ幸子に着けてみて欲しいと思った。
本人は難色を示していたが、頼み込むと仕方がない、とため息をついた後に了承してくれた。
幸子は優しいな、というと当然です、と返ってくる。
いつも通りのやりとりだ。
「まぁ、たまにはいいでしょう……でも、これって自分で巻くんですか? ちょっと、見えづらいんですけれど」
幸子が首元へチョーカーを持っていくとどうしたものかとこちらへ視線をやる。
なるほど、確かに巻きなれていないのもあるのかもしれない。
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