過去ログ - ハンジ「あなたの言葉を胸に、私は生きていく」
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26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:16:13.14 ID:foaYr8tyo
風を感じた私の目の前にあるのは、剥き出しの大きなお尻。

全裸の巨体。

そんな知り合いは私には一人しかいない。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:16:45.94 ID:foaYr8tyo
私とトラックの間に立ちふさがった彼の身体からはあちこちから蒸気が立ち昇っている。

それは巨人の傷が癒える際に発生する現象。

彼を拘束していたロープは彼の力では切ることはできない。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:17:13.93 ID:foaYr8tyo
彼は肩越しに私を見ている。

その口角を上げて。

微笑みながら、私を見ている。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:17:49.04 ID:foaYr8tyo
全身から先ほど以上に蒸気を立ち昇らせながら彼はゆっくりと私に向き直った。

彼を見上げるままの私に、ゆっくりと握った手を伸ばしてくる。

彼の意図を悟った私も手を伸ばす。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:18:19.90 ID:foaYr8tyo
いつもより長く指を触れ合わせている中で、彼が口を開いていくのが見えた。



しばらく口を動かしていたかと思うと、彼から意思を持った音が、声が発せられた。


31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:18:50.91 ID:foaYr8tyo


――アイア……オ……


以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:19:20.02 ID:foaYr8tyo
その意味を理解し、彼に答えようとしたその刹那、立体起動で現れた兵士長が彼のうなじを切り飛ばした。




以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:20:29.34 ID:foaYr8tyo
降り散る桜を見ながら彼の最後の声を反芻する。

その言葉が胸へと染み込んでいく。


以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/23(木) 23:20:59.16 ID:foaYr8tyo
純愛物のSSを書こうとしたらこうなった。

皆もトラックには気をつけてください。


以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/23(木) 23:21:25.41 ID:ZaDPj9WYo
不思議な気分になった



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/23(木) 23:23:33.68 ID:ESQXmxa4o

どうしてこうなった
でも面白かった


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