過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/24(金) 17:12:53.54 ID:raX+wY0oo
真奥「……でさー、家電一気に買っちゃって金がないもんだから、昨日の夕飯こんにゃくときゅうりだけ」

恵美「それで今日はハンバーガーでしょ? 結構真剣に健康ヤバイんじゃない?」

真奥「お前が言うか。二日続けて食っといて」

恵美「ぐっ……そ、そうだけど」

彼と会って二日目。
私は今日も彼と一緒に駅への道を歩いていた。

今日は大変だった。出社したら、どうも昨日に増して私の様子がおかしかったらしく、
目ざとい梨香の追求に、つい昨夜の出来事を報告するハメになった結果、私よりも彼女が興奮した。

梨香「恵美にしては随分攻めたね〜! 上出来よ!」

恵美「攻めッ……なんか生々しくなるからやめてくんないそれ?」

梨香「恋愛は生の現実なんだから生々しくて当然よ。年を考えればフリーターなのもまあ許容範囲として」

梨香「話を聞く限りじゃ顔良し性格良しの良物件じゃない。ちゃんと帰ってからメールか電話した?」

恵美「え、いや、してないけど……。送る話題も思いつかないし、そんないきなり迷惑じゃない」

梨香「っかー! なんで普段は自信満々なのにこういうとこはダメかなあこの子は!」

恵美「だ、ダメ? そんなダメ?」

梨香「ダメよ。向こうに意識されてないんなら、意識されるまで攻めを途切れさせないようにしないとすぐ忘れられちゃうよ?」

恵美「一太刀浴びせたら止めを刺すまで斬り続けろってこと?」

梨香「……なんかものすごく物騒な例えだけど……まあそういうことよ!」


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