過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」
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42:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/24(金) 17:26:34.89 ID:raX+wY0oo
真奥「エンテ・イスラで人間を駆逐したのは、そうだな……」

真奥「嫌な例えかもしれんが、お前ら人間は家を建てるとき、その土地に有る蟻の巣に配慮するか?」

真奥「多分そんな感覚が近いんじゃねえかな」

彼ら悪魔と対峙したとき、何度か言われた。「下等生物め」と。
それは傲慢でも挑発でもなく、悪魔たちの単純な心境だったというのか。
私達が虫を駆除するのと同じ感覚で、彼らは人間を駆除していたのか。

腑に落ちる感覚と、理不尽への怒りに震える感覚が同居する。
……まだ、答えを出すべき時じゃない。
一番大事な、一番聞きたいことがまだ残っている。

そして彼は今、饒舌に喋っている。
質問しても「話す義理はない」と言われればそれまでと半ば覚悟していたが、
懺悔の気持ちでもあるのか、単に話すことに抵抗を覚えない内容なのか。
どちらにしろ、話が続く限り止めるべきではない。

真奥「そして、何故この世界の人間に優しくするのか、だったな」

真奥「……」

真奥「これについては、俺の中でも上手くまとまっていないな」

真奥「最初は魔翌力が残ってなかったから暴れなかっただけだし」

真奥「ただこの世界で暮らすうちに……」

真奥「世話になった人、尊敬できる人、そんな人達がたくさんできて」

真奥「今までの俺じゃやれないこと、知らなかったことがたくさんあることを知って」

真奥「そうだな、仮にこの世界の人間を滅ぼせば目的達成できるとしても、やる気にはならないな」

……。


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