過去ログ - 恵美「もしも魔王の正体に気づかなかったら」
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52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/24(金) 17:31:12.22 ID:raX+wY0oo
恵美「……」

真奥「まさか勇者なんて思わないし、困ってんのかな? くらいに思って近づいてみたら」

真奥「すごいキレイだし、お別れのときの笑顔がまたえらい可愛いし」

恵美「……」

真奥「だからまあ、誰にでもああするってワケじゃないんだよ」

恵美「……もっかい言って」

真奥「あ?」

恵美「……もっかい言って。可愛いって」

真奥「……可愛いよ」

恵美「……もっかい。名前付きで」

真奥「……可愛いよ、恵美。……って拷問か! やめろ! あと袖掴むな、歩きづらい!」

痛恨の一撃というやつだった。
この魔王め。本当に憎たらしい。

真奥「あーもうアレだな!」

真奥「親父さんの墓参りでついでに言っとかないとな! 娘さんを下さいってな! ははーん!」

恵美「ぅああ、ホントだ、言われるのも辛い、コレ」

真奥「だろ!? 分かるだろ!? だったら以後気をつけろ!」

恵美「……カッコイイわよ、貞夫」

真奥「ぐああ!?」

恵美「……好き、愛してる、結婚して。娘が欲しいわ、貞夫」

真奥「ぎゃああ!? やめろおおおお!」

おしまい


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