過去ログ - P「安価でアイドルプロデュースしてIA大賞受賞を目指す」3
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 01:49:22.83 ID:QRP8IWkqo

P「……響達は決して、真美を仲間はずれにしたかったわけじゃない。むしろ、逆だよ」

真美「逆?」

P「ああ……」



P(去り際の響達の表情を落ち着いて見ることが出来れば、
 真美だって、そのことに気付くことが出来たはずだ)

P(フェアリーズステップはいつだって、三人で手を取り合ってやってきた。
 理不尽で納得の出来ない事情でそれが不可能になったことについて、
 響達がどう思っていたのかを……)



  *  *  *



P「……響達は、真美のことを心配していたんだ。
 真美は全然悪くないのに、今でもこんなにも痛い思いをしている……」

P「だけど今回のオーディションは、フェアリーズステップにとって久しぶりの大きな舞台。
 これを切り捨てることだって出来ない。わかるな?」

真美「……うん」



P(IA大賞にノミネート出来るかどうかは、ここから先の活躍にかかっている)

P(もう、どんなに小さなチャンスだって逃すわけにはいかないんだ。
 真美も、そのことはなんとなくわかってくれているようだな)



真美「だから真美だって……」

P「……もし今日、真美がムリをしてオーディションに望んだとして、
 そして見事に番組出演権を得たとしよう」

P「でも、そうなったとき、真美はいつも通りの笑顔でテレビに出られるか?
 ファン達みんなを喜ばせてあげられるか?」

真美「それは……っ」

ヒリヒリ

真美「……わかんない」

P「……だから、今日のところは真美にお休みしてもらいたかったんだ。
 何よりも真美のために、そしてこれから先、また三人で活動するために、
 真美にムリをさせないことを選んだんだよ」

真美「真美のため?」

P「そう。……響達が簡単に真美を仲間はずれにするような子だったかどうか、
 よく思い出してみてくれ」

真美「……」



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