過去ログ - モバP「亜季とハーツでアイアンなオタク話」
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8: ◆m03zzdT6fs[saga]
2013/05/24(金) 23:32:09.54 ID:ib+tLkhwo
「それにしても、プロデューサー殿は良くご存知であります! お見それしたであります!」

『ああ、昔から歴史が好きだからね。古代中国から日本の戦国時代、近現代まで何でもござれ、だ』

「戦国時代もご存知となれば、丹羽殿が聞いたら喜んで飛んできそうでありますな」

『はは、違いない。機会があったら、あいつとも話してみるか。まあ……あいつの場合は深い話にはなりそうにもないけどね』

 ははは、と少し笑うと時計を見る。そしてスケジュールと見比べる。

『おっ、亜季。そろそろレッスンの時間だぞ』

「あっ、もうそんな時間でありますか! では、この不肖大和亜季、レッスンへと出征するであります!」

『あはは、仰々しいな……。あ、そうだ。新しいセーブデータで少しやってもいいか?』

「大丈夫であります! ただ、レッスンの後は所用がありますので、そのままノートパソコンは事務所で預かっていただけると幸いでありますが……」

『ああ、わかった。俺のデスクにおいておくから、明日にでも取りにおいでよ』

「了解であります! では、行って参ります!」

『ああ、行ってらっしゃい』

 少し苦笑しながら、敬礼をして事務所から出て行く彼女を見送る。そして、ノートパソコンを自分の前まで持ってくる。

 そして、新しくゲームを選択すると、国旗を選ぶ。かちり、かちりというクリック音が響く。

『久しぶりにプレイするな、楽しみだ。ええと、1939年シナリオのベルギー、と……』



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