20:1[saga]
2013/05/25(土) 01:40:25.75 ID:EjB2VrN90
訓練課程を修了し、ついに104期生は正式な兵士となった。
上位10名になれば配属先を自分で決めることができる。大半は憲兵団を志望するのが通例だ。
キース「貴様らも卒業だ! これより104期生の成績上位者10名を発表する!」
全員『ハッ!』
整列を乱さず敬礼。教官の言葉を待つ。
キース「第1位! エレン・イェーガー!」
エレン「ハッ!」
順当な結果だった。
ライナー、ベルトルト、アニと続き、ここでジャンをはさんでマルコ、コニー、サシャが並んだ。9位にはクリスタ、そのちょうど一つ下にユミルが名を連ねる。
キース「名を呼ばれたものは配属先を考えておけ! その培った巨人殺しの技術を無碍にするなよ!」
全員で最後の敬礼を返す。
きっとみんなはもう配属先など最初から決めているのだろう。
それでもエレンは、今やっと、自分が何をしたいのかわかってきている、というような気がしていた。
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