過去ログ - エレン「ま、やれるだけやるさ」
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57:1[saga]
2013/05/25(土) 21:44:19.90 ID:EjB2VrN90
クリスタ「希望を見たから、私も人類のために戦えるかもって思えた! だから私はあなtない、死んでほしくなんかないっ!!」

エレン「……」

一閃、7m級のうなじを切り落とす。

迷いの薄い剣戟が確実に巨人の生命を刈り取る。

エレン「……でも、俺は、これから……」

サシャ「エレンっ! これからはこれからですよ!」

斜め前方の巨人が突如崩れ落ちた。隙を伺っていたサシャが仕留めたようだ。

サシャ「ほらリーダー! 作戦通りみんな着いてきてますよ!」

エレン「り、リーダー?」

アニ「あんたが炊きつけた、あんたが率いて進軍した。今ここの指揮官は、あんただ」

後ろを見れば、想定をはるかに上回る数の訓練兵が生き残って、ここまでたどり着いている。

自分のような死にたがりに、死せた存在にすがり付いてみっともなく生きてきた人間の背に、希望の光を見出して。

――人はそれを英雄と呼ぶのかもしれない。


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