過去ログ - エレン「ま、やれるだけやるさ」
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93:1[saga]
2013/05/27(月) 00:26:29.38 ID:dQQe70w/0
ジャン「は、はは、フランツとハンナは、俺もこの目で見た」

震える声。ジャンは立ち上がると、恐る恐るクリスタに近寄る。

よく見れば彼女も片腕を失っている。死線を掻い潜ってきた証拠だ。

その彼女が、残った片腕で抱きしめていたそれを、ジャンに差し出した。

コニー「……んだよ、それ」

現実から逃げようとしても、目の前で打ちしがれる少女の息遣いがそれを許さない。

布を、開く。

部屋の全員が、エレンに希望の光明を見出した戦士たちが、その物体が最初なんであるか分からなかった。

ジャン「右、腕」

それは人間の一部分だった。見覚えのある屈強さ。ライナーの剛でもなく、コニーの柔でもなく、ただ引き絞られた、美しさすら感じる造形。

クリスタ「それしか、持って来れませんでした……!!」


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