過去ログ - ハニー・ポッター「進まなきゃ、前に。そうでしょ?」
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47: ◆GPcj7MxBSM[saga]
2013/05/25(土) 21:58:16.06 ID:Jd2H9ndG0
アンブリッジ「十月には惜しくも逃がしてしまいましたわ……もしも証拠を掴むこと、髪の毛一本でも引き抜いていたら奴をすぐにでも自由の身ではいられなくしましたのに」

ハニー「……」

アンブリッジ「もう一度、聞きますわ。ミス・ポッター。シリウス・ブラックはどこですの?」

ハニー「知らない。検討もつきません、『先生』」

アンブリッジ「……」

ハニー「……」

アンブリッジ「……ふーぅっ、いいでしょう。ポッター、今回は信じておきます。彼が調合を間違えたのかもしれませんものねぇ」

ハニー「……?」

アンブリッジ「ですが、警告しておきますわ。魔法省の後ろ盾で、ホグワーツの暖炉は全て見張られていますの。このわたくしのプライベート空間以外は、ですが。乙女の秘密は、例え愛しのファッジにも覗かせられませんわ……あぁっ!でも!コーネリウス!あなたが求めるならわたくし……っ!!」

ハニー「……それで?」

アンブリッジ「いいところですのに……オホン。ふくろうの手紙も『尋問官親衛隊』が全て目を通していますの。連絡をとろうなどと考えないことですわねぇ?いいえ、とってもいいですわ。おほほ」

ハニー「……生徒のプライベートも何も、あったものじゃないわね」

アンブリッジ「生徒自身のためですわぁ。そして、城の全ての通路はフィルチさんの協力で把握していますの。このお城で彼以上に隠し通路に詳しい人間はいませんわ」

ハニー「……双子と、パパ達以外はね」

アンブリッジ「何か言いまして? とにかく、あなたが何かしでかそうとする証拠が少しでも見つかれば――それは遠い先の話ではないでしょう――わたくしは、即時あなたを退学――」



ドーーーーーーーーーン!!!!

アンブリッジ「うぎゃぁあああああああああ!?!?!?な、なななななんですの!?!?なんですのぉおおおおおおおおおお!?!?」

バンバンッ!!バンッ!!!!
 グラグラグラッ

ハニー「アンブリッジの反応が大きすぎて驚くのを逃したわ……なぁに、今の……爆発、音?」


ドーーーーーーーン!!!!
 パラパラパラッ

アンブリッジ「い、いったい……? ミス・ポッター、お話は以上! 騒ぎを起こしているのは誰ですの!!」

ガチャッ、バタンッ!! ボテッボテッボテッボテッ……

ハニー「……行ったわね。コーヒーは、この植木鉢にでも流しておきましょう……何が起きたのかしら」

ハニー「……」

ハニー「……って、考えるまでもないわね」

ガチャッ

ハニー「……でしょう?」

フレッド「その通りさ獅子寮の女王様。さ、ご案内しよう」

ジョージ「我らが御贈りするドタバタ劇の『第一幕』にね」


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