過去ログ - 魔法少女まどか☆マギカスペシャル 8MAGICAS
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◆yPM1SyiJfg
[saga]
2013/05/26(日) 11:30:54.76 ID:zIjOChQK0
そういい終えると警察官はお辞儀をして出ていった
鉄格子の中のさやかがまどかの姿を見つけると立ち上がり鉄格子の傍まで足を引きずりながら歩み寄った
久しぶりに会ったさやかは非常に病んでいるような様子であった
目はまるで死んだ魚のような目になっており、姿勢も常時猫背だった
前に会った時とは180度違う印象にまどかは戸惑ってしまった
まどか「ひ、久しぶりだねさやかちゃん」
さやか「おっどろいた、ここが分かったんだ」
まどか「こ、これを使って探したから」
そう言いながらまどかは自身のソウルジェムを取り出した
さやか「キャハハ、そっかぁまどかもとうとう人外の仲間入りかぁ」
まどか「い、一体何があったのさやかちゃん?」
さやか「う〜ん、ちょっと信じたものに裏切られてイライラしてるって感じカナ?」
さやか「そうだ、あんた魔法少女になったんでしょ?」
さやか「だったら少しくらいいたぶっても問題ないよねぇ!?」
まどか「ヒッ!」
杏子「よしとけよ、今のこいつに何言っても聞かねぇって」
まどかとさやかが声のした方に向くとさやかのソウルジェムを持っている杏子が立っていた
杏子「そのソウルジェムを見るにあんたも魔法少女か」
杏子「ったく、ここのトイレを借りていたらいきなりソウルジェムが反応したから何事かと思ったよ」
杏子「そんであんたがここに来たのは、今自由に動けないさやかを倒すためか?」
まどか「違います!この子は私の友達だから話しに来たんです」
杏子「そうかいそうかい」
杏子「さやか、せっかく友達が会いに来たんだからまとも話でもしたらどうだい?」
さやか「…」
さやかは2人の話に耳を貸さずに杏子の持っているさやかのソウルジェムを凝視している
杏子「?…まさかこいつ!」
危険を感じて杏子がさやかのソウルジェムを手放した瞬間
さやかのソウルジェムから剣が召喚され、鉄格子の隙間を通り壁に突き刺さった
まどかはさやかのソウルジェムを拾おうとするが、先にさやかが拾ってしまった
さやかは拾った方とは逆の腕で傍にいたまどかの首を絞めた
まどか「あうっ!」
さやか「アハハ、油断してあたしのソウルジェムを無防備に見せるなんてホントバカね!」
さやか「あたしだって少しくらい学習してんのよ!」
杏子「てめぇ!」
さやかはまどかの拘束を解き、そのまま杏子に向けて突き飛ばした
杏子とまどかの体制が崩れたのを確認するとさやかはソウルジェムを胸の辺りまで持ってきた
さやか「変身!」
魔法少女に変身したさやかは壁に刺さった剣を抜くと鉄格子を蹴破った
その途端警察署内に警報が鳴り響いたが、さやかは構わずに出口に向かって歩いて行った
杏子「チッ、厄介なことになったな…」
杏子「おい、倒れてんじゃねぇ!サツに見つかる前にとっととズラかるぞ!」
多くの出来事がいっぺんに起こって頭が混乱したまどかは杏子の肩につかまりながら警察署から脱出するので精一杯だった
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