過去ログ - 魔法少女まどか☆マギカスペシャル 8MAGICAS
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◆yPM1SyiJfg
[saga]
2013/05/26(日) 14:01:43.06 ID:zIjOChQK0
『次の日』
キリカ「キミのことは織莉子から聞いてるよ、私のいない時に織莉子と会っていたそうじゃないか」
キリカ「正直ちょっと嫉妬したけど、後で織莉子が超あまあま甘口のケーキを買ってくれたから許したんだ」
キリカ「それで何しに来たんだい?」
まどか「えっと、ちょっとお願いがあって…」
キリカ「簡潔に頼むよ、キミ如きの情報はあんまり海馬に入れたくないんでね」
まどか「あ、さやかちゃんを助けてほしいの」
キリカ「ふむ、そのさやかというのはキミにとっての何なんだい?」
まどか「さやかちゃんは私の友達なんだ」
まどか「だけど今さやかちゃんは大変なことになっているの」
まどか「だからキリカちゃんにも手伝ってもらいたくて」
それを聞いた途端キリカは傍にあったテーブルを両手で全力で叩き、彼女自身も鬼のような形相に変わった
キリカ「友達のことで手伝ってほしいだって!?」
キリカ「キミは気でも狂っているのかい!?」
まどか「え、えぇ!?」
キリカ「友達っていうのはコインの表裏みたいに一心同体の存在だ」
キリカ「それに無理やり別のコインをつっつけるなんて正気の沙汰じゃない」
キリカ「そんなのコインじゃなくてただのガラクタだ」
キリカ「私はそんなガラクタは愛せないし、愛するつもりは毛頭ない」
キリカ「私はもし織莉子が別の友達を持ったら喜んで命を断とう!」
キリカ「私にとっての織莉子は現在世界に存在する言語で表現するのは不可能だ」
キリカ「いや、未来永劫愛なんてものを代理表現するモノなんて出現しないかもしれない」
キリカ「もしそんなのが出たらそれは間違いなく私達とは違う次元に存在する生命体とは違う物体かもしれないんだ」
キリカ「だからキミには協力できない」
キリカ「これから織莉子にあう予定の4258.5928742秒後までにキミの記憶を脳髄と心臓から完全に抹消するから今すぐ消えてくれ!」
まどか「う、うん…」
キリカの気迫に押されたまどかは反論することも出来ずにただその場を去ることしか出来なかった
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