過去ログ - 栗原ネネ「いつか見た空の下で」
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31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:19:48.88 ID:h7kXTS/Eo

そして、オーディションの日がやってきた

会場に着くとそこには数人の女の子達が待っていた
どの子も綺麗でアイドルだと言われても遜色は無いだろう
以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:20:25.45 ID:h7kXTS/Eo

「では、名前を教えてもらえますでしょうか?」

「栗原ネネです。ステージを元気に駆け回るアイドルに憧れて応募しました」

以下略



33:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:21:04.74 ID:h7kXTS/Eo

「憧れているアイドルとは例えば誰でしょうか?」

「私は○○さんがとても凄いと思っています」

以下略



34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:22:30.55 ID:h7kXTS/Eo

「何故アイドルになりたいと思ったのですか?」

と、中年の人が口を開く

以下略



35:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:24:40.55 ID:h7kXTS/Eo

意志の強い目で真っ直ぐと面接官を見る

「私はアイドルも妹の事も精一杯がんばります」

以下略



36:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:25:27.28 ID:h7kXTS/Eo

「ねぇ……落とすんならその子貰って良い?」

ふと、さっきまで興味のなさそうな顔をしていた男の人が急に口を開く
私を含め他の人達は驚いた顔をして彼の方を見ていた
以下略



37:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:26:03.51 ID:h7kXTS/Eo

「…………」

日が落ちて、少し辺りが暗くなり始めた頃
私は一人、さっき面接を受けたプロダクションの前に立っていた
以下略



38:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:26:47.51 ID:h7kXTS/Eo

クルクルと目の前に置かれたミルクティーをスプーンでかき混ぜる

勢いで喫茶店に入ったものの特に弾む会話も無く
さっきから二人揃って黙ったままだ
以下略



39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:27:52.38 ID:h7kXTS/Eo

「妹さんはずっと身体が悪いのか?」

「はい、今もベッドで寝ている事がほとんどです……」

以下略



40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:28:44.11 ID:h7kXTS/Eo

「あの……」

「ん?」

以下略



41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga ]
2013/05/26(日) 06:31:16.31 ID:h7kXTS/Eo

「Pさん、私……」

「夢に手が届きました。でも、まだ手が届いただけ……」

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