2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/26(日) 17:09:06.94 ID:EiBkKRgM0
  
  白い獣が現れた。 
  獣は夢の主に問う、曰く。 
  
  
 「彼女を救いたいかい、鹿目まどか」 
  
  
  獣は続ける。 
  
  
 「君なら彼女の果て無い旅路を終わらせることができる、彼女の安住の地を作り出すことができる」 
  
 まどか「本当に、助けられるの?」 
  
 「それは君次第さ。でも、僕ならその力を貸してあげられる」 
  
 まどか「私でも、こんな結末を変えられるの?」 
  
 「君ほどの素質があれば不可能ではないだろう、だから僕と契約して」 
  
 「魔法少女になってよ!」 
  
 まどか「うん……、わかった。私はなる、魔法少女に!」 
  
 「契約は成立だ。君は選ばれた」 
  
 「受け取るといい、それが君と運命を共にする力だ」 
  
  
  輝く宝石がまどかの手の中に納まった。 
  
  
 まどか「これが……私の―― 
  
  
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