43:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/01(土) 01:01:51.47 ID:YW9jDyuR0
まどか「預けるって……」
マミ「今のあなたがサバトに参戦するのは危険すぎる。ジュゥべえ、ソウルジェムを持っていないなら戦いを挑まれても自動で不戦になるわよね?」
ジュゥべえ「そうなるな。ただしまどかのソウルジェムの在り処は、他の魔法少女に聞かれたら答えさせてもらうぜ」
まどか「……お願いします!」
マミ「……」
マミの目が、何かを責めるように鋭くなった。
マミ「鹿目さん。もし私が、ソウルジェムが欲しいだけの敵だったらどうしようとは思わないの?」
まどか「えっ。その……」
マミ「……」
まどか「……信じます、マミさんは悪い人じゃありません」
マミ「どうして? 呉さんが襲ったのも、あなたを助けたのも全部お芝居かもしれないのよ?」
まどか「そのときは仕方ありません。私何にも知らないけど、マミさんが悪い人じゃないって事だけはわかります。私は私を助けてくれたマミさんを信じてみたいです」
マミ「でも……!」
さやか「マミさん、あんまりまどかを虐めないであげてくださいよ」
マミ「美樹さん……だってあまりに不用心よ!」
さやか「こうなっちゃったまどかは何言っても聞きませんよ」
さやか「それにね、まどかは私が言うのもなんだけど。人を見る目があるんですよ、まどかが悪い人じゃないっていうんだったら悪い人じゃありません!」
マミ「美樹さん……」
マミは頭を抱えるが。
瞳を開けてまっすぐまどかに向き直る。
マミ「いいわ。ソウルジェムは責任を持って私が預かる。どっちみち鹿目さんに持たせるのは危険だもの」
まどか「はい、よろしくお願いします!」
マミ「ソウルジェムを外すには、念じてみて。自分と魔法の力を切り離すイメージを作るの」
まどか「……」
まどかが瞳を閉じると。まどかの指輪が輝き。
まどかの手に卵形の宝石が乗る。
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