54:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/06/02(日) 00:12:51.13 ID:9K4WWuaH0
さやか「でさー」
仁美「まぁっ!」
まどか『えっと、もしかしてあなたはジュゥべえの知り合い?』
キュゥべえ『その通り。僕とジュゥべえはインキュベーターといってサバトの運営委員会のようなものなんだ』
まどか『そうなんだ……』
キュゥべえ『話は聞いたよ、まどか。答えは決まったかい?』
まどか『……まだ迷ってる』
キュゥべえ『どうしてだい?』
まどか『世界を救うって、とっても素敵なことで。そのために戦うマミさんは凄くかっこよくて、私もあんな風になれたらいいなって思ったんだ。けど』
キュゥべえ『けど?』
まどか『昨日、呉先輩に襲われたとき。凄く怖くて、なにもできなくて。もし私が魔法少女になんかなっても足を引っ張るだけなんじゃないかって思って……』
キュゥべえ『それはいらない心配だよ、まどか』
キュゥべえ『君の巫力の量は、僕が見てきたどの魔法少女よりも大きい。君のオーバーソウルはどんな魔法少女よりも強力なものになるだろう。素質があるんだよ、君は』
まどか『本当に? 私なんかに!?』
キュゥべえ『それに、今は忘れているようだけど。君は絶対に戦わざるを得ない理由があるんだ』
まどか『理由?』
キュゥべえ『それは……』
さやか「おーい、まどかー?」
仁美「まどかさん?」
まどか「え、ああ! ごめん! 考え事してた!」
まどか『キュゥべえ、理由って……』
キュゥべえは既にそこには居なかった。
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