過去ログ - ライナー「俺は、こんなことには負けない」
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22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:51:58.11 ID:s57pQzTOo
ライナー「まじ、かよ!」

後方にはアニがいるために下がることはできない。

エレンの拳を掻い潜り、背後を取ったところで、ミカサの姿が見えないことに気付く。
以下略



23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:52:25.84 ID:s57pQzTOo
繰り出される蹴りを、拳を。

下がって、前に出て、横に飛んで、転がって。

それでもどうしようもなければダメージが最小に抑えられるようにガードして。
以下略



24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:52:55.41 ID:s57pQzTOo
反撃はしないのではない。

できないのだ。

日頃の訓練で彼我の実力差は身に染みている。
以下略



25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:53:51.62 ID:s57pQzTOo
ライナー「アルミン! ベルトルト! ジャン! マルコ!」

返事はない。

ライナー「この際誰でも良い、助けてくれ!!」
以下略



26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:54:31.59 ID:s57pQzTOo
ライナー(思えばあれが一番しんどかったな)

ミカサ、エレン、アニの三人に襲われたときのことを思い出す。

今考えてもあれを切り抜けられたのは奇跡としか言いようがない。
以下略



27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:54:59.70 ID:s57pQzTOo
ライナー(とにかく、卒業したら一日でも良い。誰にも襲われないのんびりした休日を過ごしたいぜ)

そんなことを考えていると、教官の声が止んでいるのに気づいた。

挨拶が終わったのかと教官を見ると、虚ろな目でこちらをじっと見ている。
以下略



28:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:55:29.68 ID:s57pQzTOo
卒業すれば理由のない暴力に襲われることはなくなる、根拠はないがどこか確信めいたものがあった。

訓練課程は全て修了した。

だから今日、まだ誰にも襲われていないのは当然だと思っていた。
以下略



29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:55:57.55 ID:s57pQzTOo
もう一度、ごくりと唾を飲み込む。

ここには、教官も含め、訓練兵団の関係者が全員集まっている。

その全員が、理由のない暴力を振るう状態になっている。
以下略



30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:56:44.77 ID:s57pQzTOo
虚ろな視線が自分に集まっているのを感じる。

ライナー「俺は」

震える声を振り絞った。
以下略



31:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:57:28.43 ID:s57pQzTOo
頼れる兄貴、ライナーのSSを書こうとしたらこうなった。

皆も理由のない暴力には気をつけてください。


以下略



32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 01:58:04.65 ID:s57pQzTOo
アルミン、ハンジに続いてライナーの嘘予告。

ジャンとみかりんはもうあるらしいので、次は進撃の世界観を活かした絶望渦巻くSSを書きたいです。


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