925:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/27(日) 02:12:10.56 ID:U38+c7GSO
『兵器……チゲーナ。武器ガナンノタメニアルカワカルカ?』
「……?……敵を倒す為よね?」
『70点ダナ』
「何よ勿体ぶって……じゃあ何なのよ?」
『……敵から大事な物守る為だよ。でこっぱち』
「…………!!」
『それが出来ただけでワシは満足してる。最期にはこうして守った奴の面も見れた。すんげー恵まれてんぞ、これ』
「…………馬鹿ね」
『馬鹿とはなんだでこっぱち。……いや、おふくろ。なあ……聞きたいんだがよ』
「なに?馬鹿息子」
『ワシ……親離れできたか?』
「……立派にね。私ももう思い残す事はないわ」
『……時間だな。ワシは自爆してショートする。……悪いな。最後に生みの親殺すなんざ』
「親子心中なんて良くある事よ。気にしなくていいわ」
『……じゃあこっち来い。伊織』
「分かったわ、ロボ。みんな待ってるしね」
―――――――
プシュー
クロウ「局長〜?もう2時間ですよ?もういい…………ありゃまあ……これ、僕の首飛ばないよね?」
クロウ「うーわ……真っ黒焦げ……でも焼けたのは一瞬だけみたいだな……これなら楽……なのかね?」
クロウ「機械とお手々繋いで、か…………僕には理解出来ないね……」
クロウ「データも飛んだみたいだし、もう用はないけど、局長の死体と繋がってるんじゃ……あ、警備?えっとね……」
終局 終わり
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