過去ログ - 「バカ息子が・・・」
1- 20
8:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 10:30:01.36 ID:xHUTpgVm0
しかし父からは褒めてもらう事は無かった。その試験で私は数学で赤点をとり、
英語が平均点よりすこしばかり低い得点だった。
父は「どんなに良い点をとっても他が駄目ならば意味が無い」と一蹴した。
褒めて貰えると期待していた私は落胆した。確かに赤点は良くない。だが私は父に
「よくやった、この調子で次も頑張れ。次の試験では赤点を無くそうな」と言って欲しかった。
以下略



9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 10:30:32.21 ID:xHUTpgVm0

「お前みたいに言っても叩いても分からないのは畜生以下だ!キチガイだ!」

私はこの言葉を聞いた時、壊れてしまったのかもしれない。
それ以降、父から罵声を浴びせられても心中では反省するでもなく、常にこう考えていた。
以下略



10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 10:40:28.79 ID:xHUTpgVm0

高校に入って環境が変わり、アルバイトが出来る年齢になった。
しかし父はアルバイトを許可してくれなかった。そのうえ携帯も持てず門限は18時、小遣いは3千円。
世間一般の高校生が送る生活を恐らく送っていなかったように思う。
学校が終わると友人と遊べずに帰宅するも勉強をしようにも身が入らず、
以下略



11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 10:40:56.97 ID:xHUTpgVm0
父は私を叱り付ける時に幾度と無くこう思ったに違いない。


何故こんなにも出来が悪いのか

以下略



12:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 10:49:19.82 ID:xHUTpgVm0
そこには息子の本音が書かれていた。
今まで息子が何を考えているのか分からなかった。
こんな形で知ることになるとは思いもしなかった。
私は動くことが出来ずただ涙を流すことしか出来なかった。
「バカ息子が・・・子供のやったことを親は許すもんだ、それが親子って言うもんだ。
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 11:01:12.21 ID:XfhAlqdyo
将来の俺の末路を予言しやがって…


14:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/27(月) 11:12:24.82 ID:hWTMKZX00
これは良い鬱SS!
乙でした!


15:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/27(月) 11:27:02.76 ID:p7yPdeT/o

これは辛い…


16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/27(月) 13:07:03.91 ID:NYaB11cK0



17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/05/27(月) 23:43:26.08 ID:colcg4VDO
主人公である親父がバカ


17Res/9.69 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice