過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 19:25:44.70 ID:BwGgEcA2o
郁乃『ぴんぽんぱんぽ〜ん』


訝しむ部員達を嘲笑うかの様に、突如スピーカーから赤坂監督代行の声が響く。


郁乃『麻雀部レギュラーのみんなにお知らせやで〜』

郁乃『これから重大発表を行うんで、大至急、全員屋上まで来てや〜』


短く用件だけ伝え終えると、校内放送はプツッと切れた。


由子「……屋上?」

漫 「ホンマ、何なんですかね……」

絹恵「お姉ちゃん、どないしよ……?」

洋榎「まぁ取り敢えず、行くしかないやろなぁ……」


郁乃の指示通り、5人は屋上へと向かった。
校内は静まり返り、人影などは全く見えない。


恭子「今学校にいるんは、うちらだけの様ですね……」

洋榎「そら祝日やしなぁ……」

漫 「せやけど、普通は部活やらで誰かしらいるんじゃ?」

由子「たまたまお休みが重なっただけなのよー」

絹恵(人気の無い学校って、ちょっと不気味やな……)


薄暗く湿った廊下に、5人の足音だけが鳴り響いた。
非常灯が点滅する階段を上り、屋上へと繋がる扉に辿り着く。

普段は鍵が掛かっていて、生徒が立ち入れる場所では無い。
洋榎はドアノブに手を掛け、勢い良くその鉄の扉を押し開いた。



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