過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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632:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/07/14(日) 19:02:40.46 ID:QkuhMCJao
黒服「洋榎様もこちらへ……」


洋榎を縛っていた縄と手錠が、光の粒子となって消えてゆく。
行動の制限を解かれ、洋榎はゆっくりと静かに立ち上がった。


洋榎「……」


洋榎は無言のまま、顔を俯き加減にしてその場から動かない。


恭子「洋榎……?」

由子「早くこっちに……」


洋榎「……」


由子「洋榎っ!」


洋榎「どうでもええわ、そんなん……」


恭子「っ!?」

由子「なっ……!」


洋榎「どうせここで起きた事なんぞ、綺麗サッパリ忘れてしまうんや」

洋榎「んなもん、今更聞く意味も無いやろ……」


感情を失った無機質な瞳を恭子達に向け、洋榎はそう吐き捨てた。


洋榎「処刑も終わった事やし、はよ新世界とやらに行こうや」

洋榎「こんなクソみたいな記憶、とっとと忘れてしまいたいわ」


由子「洋榎……それ……本気で言ってるの……?」

洋榎「あぁ……」

由子「……っ!」


由子は早足で洋榎に詰め寄り、大きく振り被って洋榎の頬を平手打ちした。



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