過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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681:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/08/12(月) 23:16:16.15 ID:1HSMQ/Aio
『うちは……傍観者と同じや……』

『絹が死に逝く様を……ただ眺めとっただけやった……』

『憎い……無力な自分が……殺したい程……憎い……』



やめて……憎しみを……自分自身に向けないで……



暗闇の中、小さな青白い光の粒子が脳内に直接話し掛けてくる。
それが彷徨える魂の欠片だと、洋榎はすぐに理解する事が出来た。



そんなの悲し過ぎる……全然あったかくないよ……



『誰やお前……何でうちの前に現れた……?』



貴女は私……私は貴女……

性質の似た魂はね……互いに惹かれ合うの……

だから私は今、貴女の前にいる……



『お前が……うちと同じやと……?』



うん……そうだよ……



目の前にある小さな光にそっと触れる洋榎。
確かな命≠フ温もりが指先から伝わってくる。


『そうか……なるほど……』


『とある高校の死んだ姉っちゅうんは……お前の事やったんか……』



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