過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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762:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/13(金) 01:56:16.06 ID:O7HSs1Hzo
恭子「絹恵ちゃんを助ける選択肢が無いやて……?」

恭子「それ……どういう意味や……?」


洋榎「うちに与えられた選択肢はな……」


洋榎「 絹 を 殺  す =@か  由 子 を 殺 す ≠ゥなんや……」


洋榎「この違いが、お前に分かるか……?」


恭子「…………っ」


恭子に思考の猶予も与えず、洋榎は更に問い掛ける。


洋榎「うちに絹が殺せると思うか……?」

洋榎「十数年も共に人生を歩んで来た絹を……」

洋榎「この手に掛けるやて……?」


洋榎「 そ ん な ん 出 来 る 訳 無 い や ろ ! 」


洋榎「せやから……もう……由子を殺す≠オかないねん……」


直接的過ぎる、洋榎の口から放たれた衝撃の一言。
その殺意は言葉として具現化し、由子に襲い掛かる。


『何よりも優先すべき存在……』


『躊躇するな……』


『迷いはお前の妹を殺す……』


『ここで確実に由子を殺さねば……』


『次≠ヘ無い……!』


洋榎「頼む由子……絹の命……絹の未来と引き換えに……」


洋榎「 死 ん で く れ 」


恭子(そんな……嘘やろ……こんなん……うちの知ってる洋榎やない……!)

恭子(洋榎の皮を被った……お前は一体……誰なんや……?)


恭子「っ!?」


ふと恭子が隣を見ると、由子は歯を鳴らし脚をガクガクと震わせていた。


恭子「ゆ、由子……?」


由子「あれは演技なんかやない……洋榎が導き出した結論≠ネんだわ……」

由子「絹恵ちゃんを救う為には、私を最下位に落とす事が最善であると……」

由子「あの子の中には、もう私を生贄として差し出す選択肢しか無いのよ……!」


由子「殺される……私……洋榎に殺される……っ!」


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