過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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771:以下、新鯖からお送りいたします[saga]
2013/09/22(日) 01:24:33.48 ID:wqUQxk9No
洋榎「なぁ……もう仲良しごっこは終わりにしようや……」


親友でも仲間でもない……


洋榎「体面なんぞ気にせんと、腹を割って話し合おうやないか……」


吐き出せ……お前の本音を……


洋榎「由子やて、本心では絹に生贄になって欲しい思うとるんやろ……?」


曝け出せ……醜悪な姿を……


洋榎「変に気張らず、正直にゆうてみい……。その方が楽になれるで……?」


そうすれば……うちも楽になれるんや……


洋榎「お前は既に気付いとる筈や……。全員が生き残る事は無理やって……」

洋榎「せやから、己の安全を確保する為に絹を最下位にしておきたいんやろ……?」


由子「うぅ……」


洋榎「人に友情を謳っておきながら……ホンマに汚い奴やな……」

洋榎「うちらを犠牲にしてでも、自分だけは助かろうと画策しとる癖に……っ!」


由子「ち、違う……っ! 私……そないな事してへんよ……!」


洋榎「 嘘 吐 け っ ! 調 子 の 良 い 事 抜 か す な ! 」


由子「 嘘 や な い も ん っ ! 」


由子「私やて、皆の事を心から大切に思うとるもん!」

由子「その大切な仲間を陥れて自分だけ生き残ろうやなんて考えてないっ!」


謂れ無き誹謗中傷を受け、悲しみと悔しさで涙が止まらない。
皆に対する友情が本物であると、由子は泣きながら洋榎に訴える。


由子「私は状況に流され易いし、弱くて臆病な人間やと自分でも思う……」

由子「絹恵ちゃんが最下位になった時、自分でなくて内心安堵したのも事実よ……」

由子「でも……だからって……絹恵ちゃんの死を望んだりはしてない……っ!」


由子「 私 は そ こ ま で 冷 酷 な 人 間 や な い ! 」


由子「私も恭子と同じ様に、全員が救われる未来を諦めないわ……!」

由子「仲間を切り捨てたり、裏切る様な真似も絶対にしない……!」

由子「5人全員でこの地獄から脱出する……それが私の真の願いよ……っ!」


洋榎「…………っ」


洋榎は一瞬顔を歪めるも、次の瞬間には何事も無かったかの如く元に戻っていた。
感情など持たぬ人形の様に、無機質な表情で洋榎は由子に対して一言小さく呟いた。


洋榎「なら……うちにそれを証明してくれや……」


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