過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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856:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/15(金) 04:14:08.14 ID:K9QscrhZo
由子は何も言わずに目を瞑り、苦悩の表情を見せている。

洋榎や絹恵の純粋な思いと最下位への恐怖が入り乱れ葛藤し、
自らが取るべき行動や立場を決断する事が出来ずにいた。


由子(私は……私は……)


恭子「……っ」


恭子(洋榎が落ち着けば逆転の勝機が訪れるやもしれん……)

恭子(けど……だからと言って……絹恵ちゃんに指を切らせるんか……?)

恭子(はいそうですかと……簡単に承諾できる訳無いやろ……そんなん……)


恭子(絹恵ちゃんは……うちにとっても妹%ッ然なんやぞ……っ!)


恭子は深呼吸し、即座に頭のスイッチを切り替えた。
困惑や動揺が何も生み出さない事を彼女は理解している。
それを克服し脱却する方法も、恭子は既に会得していた。


恭子(この場で由子が絹恵ちゃんを説得するんは無理か……)

恭子(何を言った所で、最下位に陥れる為の罠と受け取られる可能性がある……)

恭子(絹恵ちゃんがそう思わなくとも……洋榎が黙っとらんやろうし……)

恭子(今、不安定なあいつを刺激すれば、状況が更に悪化し兼ねん……)


恭子(由子もその事は十分に承知しとるはず……)

恭子(やはりここは勝負の当事者でないうちか漫ちゃんが説き伏せな……)


恭子(……っ!)

恭子(せや、漫ちゃんっ! 漫ちゃんなら、絹恵ちゃんを止められるかもしれへん!)



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