過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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890:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/11/25(月) 22:36:28.58 ID:TfGJfJU1o
由子「正論ね……。反論の余地も無いわ……」

洋榎「納得して貰えたんか……?」

由子「ええ……そうね………」

洋榎「そんなら早速……」


由子「その前に1つ……」

由子「洋榎に確認しておきたい事があるわ……」


洋榎「……なんや?」


由子「私が代行を殺す事さえ出来れば……」

由子「最下位が絹恵ちゃん≠ナも構わないわよね……?」


洋榎「…………」

恭子「なっ……! お前まさか……指を切るつもりなんか!?」


由子「分からない……私にも分からないわ……っ!」

由子「だって……代行や黒服はともかく、洋榎さえも……」

由子「私が信じる未来を、これまで否定し続けて来たから……っ!」


由子は吐き捨てる様に心の内を洋榎と恭子にぶち撒けた。


由子「洋榎の説明に納得はした……。この計画を否定するつもりも無い……」

由子「せやけど……どうしても引っ掛かる部分があるの……!」

由子「私はそれを取り除き……心の底から洋榎の事を信じたいのよ……っ!」


洋榎「…………」


由子「お願い……。誰が最下位であっても構わないと……私に誓って……!」

由子「私も……何があろうと、必ずこの手で代行を討つと約束するから……っ!」


真正面から向き合い、目と目を合わせ微動だにしない2人。
由子は洋榎の真意を探るべく、その瞳の奥へを入り込んでゆく。


洋榎「……代行の息の根を止める事が出来れば、その時点でうちらの勝ちや……」

洋榎「投票の順位なんて、そんなもん関係無い……」


由子「信じていいのね……? 今の言葉を……私は信じていいのよね……?」

洋榎「勿論や……。せやから……由子の覚悟≠烽、ちらに見せてくれや……」

由子「ええ……。みんなの為に……私はやる……やって見せるわ……っ!」


由子は鋏をギュッと握り締め、自らの決意を洋榎と恭子の前で誓った。


恭子(恐怖を乗り越えて……由子の瞳から迷いの気配が完全に消えた……)


緊張から恭子の脚は痙攣し、心臓は爆発音を奏でる。


恭子(落ち着かんかい阿呆が……。そんなに怯えてどないするっ!)

恭子(由子が手間取った時は……うちが黒服の奴を1秒でも多く足止めするんや!)


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