過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/27(月) 21:45:23.49 ID:BwGgEcA2o
5人はそれぞれ距離を置き、紙との睨み合いが始まった。


郁乃「みんな〜、適当に名前を書いたらあかんで〜?」

郁乃「レギュラー落ちたら、地獄の苦しみが待ってるんやからな〜」

郁乃「姫松の将来も懸かってるんやし、真面目に考えてや〜」

郁乃「それと〜、一番Pの少なかった子には〜、ご褒美があるで〜」

郁乃「あと〜、名前を書いた紙を〜、他の子に見せたらあかんよ〜?」


恭子「あ〜、はいはい」

上げた手をゆっくりと振りながら、億劫そうに恭子は応えた。


由子「恭子恭子……」

ふと顔を上げると、由子が手招きをして呼んでいる。
恭子は誘われるがままに、由子の方へと歩いていった。

恭子「ん?」

由子「恭子は、ホンマにこれでレギュラー決まると思ってる?」

恭子「……それは無いやろな。代行が気紛れで考えた、いつものお遊びやろ?」

由子「せやね。私もそんな事だろうと思ってたのよー」

恭子「さって、名前……どないしよか……?」


恭子は横目でチラリと、他の部員達の様子を窺う。
漫は絹恵の傍で、時折笑みを零しながら何やら話し合っている。
洋榎は顎に手を当て、一人でニヤニヤしながら紙を眺めていた。

郁乃が出した突拍子も無い提案の影響か、
それまでの重苦しい空気は一変していた。


恭子「うちらと同じで、皆代行の言う事を本気にはしてない様やな……」

由子「何だかんだ言って、みんな楽しそうなのよー」

恭子(……はぁ、少しだけ付き合ってあげますか……)



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