過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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[saga]
2013/12/14(土) 01:20:18.36 ID:J+RoDmXvo
恭子は肩に置かれた手を払い除け、その場から逃げる様に飛び退いた。
振り向くと、そこには口から血をダラダラと流して立っている郁乃の姿が。
彼女の左手には鋏が握られ、その刃先からはポタポタと鮮血が滴っている。
郁乃「あぁ……ゴプッ……頭に……グポッ……穴空いてもうた……」ビチャビチャ......
郁乃は後頭部に出来た傷口の穴を指でグリグリと弄り抉りながら呟く。
その穴から何やらピンクの物体が穿り出され、ビチャッと地面に落ちた。
由子「ばっ……ばけもの……!」ガクガクガク......
漫 「うっ……んぐっ……オゲェェェェェッッッ……」ビチャビチャッ
絹恵「ひぃぃぃっ……ひぃぃぃっっっ……っ!」
洋榎「…………っ」
恭子「う、嘘や……その傷で……生きてられるはず……ない……!」
後退りする恭子は恐怖で足を縺らせ転び尻餅を搗いた。
その衝撃で髪留めが外れ、纏めていた髪が下に垂れる。
郁乃「うん、やっぱり末原ちゃんは髪下ろした方がカワええなぁ〜」
郁乃「それにその顔……すんごく嗜虐心がそそられるわぁ〜……」
口元に笑みを浮かべ、厭らしい目付きで怯える恭子を見詰める郁乃。
郁乃「う〜ん……末原ちゃんが拷問される所も見てみたいなぁ……」
恭子「処刑って……まさか……拷問……?」カタカタカタ......
郁乃「せやで〜。っちゅうか、洋榎ちゃんもそないな事ゆうとったやろ〜?」
郁乃「しかし、どの子も捨て難いわぁ〜。もう1人の生贄、誰になるんやろなぁ〜」
郁乃「まぁ、それは後の楽しみに取っといてぇ〜……まずは真瀬ちゃんっ!」
由子「っ!?」ビクッ
郁乃「黒服! はよ真瀬ちゃん連れて来て〜」
黒服「かしこまりました……」
由子「い、嫌……っ! 来ないで……っ!」
拷問と聞いて腰を抜かし動けない由子、その腕を掴み引き摺ってゆく黒服。
由子「放して! だ、誰か……助けて……っ!」
涙を流して泣き叫び助けを求める由子、しかし誰もがその場から動けなかった。
恐怖に支配され身動きの取れぬ身体、例え動けた所で最早どうする事も出来ない。
由子「恭子……っ!」
恭子「…………っ」
擦れ違い様に目と目が合う恭子と由子。
涙目の由子が黒服に引き摺られる様を、恭子は黙って見ている事しか出来なかった。
由子は黒服によって無理矢理モニターの前まで連れて来られた。
画面が変わり、不気味なフォントで描かれた7つの漢字が映し出される。
鯰=@壁=@掃=@輪=@飲=@凌=@絶
郁乃「さぁ真瀬ちゃん、この中から好きな漢字を1つ選んでや〜」
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