過去ログ - 洋榎「次鋒戦と副将戦が無くなるんやて」
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969:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/12/17(火) 01:20:20.44 ID:vnDZ6/F2o
由子「やっぱり凌≠ノするわ……」

黒服「本当にそれでよろしいのですね?」

由子「はい……」


モニターから一斉に他の文字が消え、凌≠ニいう漢字だけが画面に残った。


郁乃(凌≠ゥ……。凌……凌……凌…………ハッ!)

郁乃「イヒッ、イヒヒッ、イヒヒヒヒッ!」

郁乃「洋榎ちゃん、グッジョ〜ブ!!」


洋榎「!?」


郁乃「真瀬ちゃん……君、最悪の処刑法を掴まされたかもしれんで〜?」

由子「さ……最悪の……処刑法……!?」


その時、巨大な黒い箱の横にある扉が開いた。


黒服2「失礼します……」

黒服3「失礼します……」

黒服4「失礼します……」

黒服5「失礼します……」


由子「っ!?」

恭子「っ!?」

絹恵「っ!?」

漫  (まだ中に潜んどったんか……! こいつらも……みんな機械……!?)


洋榎(…………)


背格好、髪型、顔型、声、服装、その全てが黒服と同じ男達。
先程の話からしても、その男達が人間でない事は容易に想像できる。

彼らは今回の処刑で使用するであろう道具≠運んでいる様だ。


最初に運ばれて来たのは、漆黒の金属棒で骨組み≠セけ為されている立方体。
高さ2.5m程あり、辺≠フ部分だけ組み立てられたそれはモニターの横に置かれた。


次に来たのは、工具の様な物が大量に積まれた3段式の大きな荷台。
鋏、小刀、錐、メス、ペンチ、鋸、金槌など、多種多様の器具が揃えられている。
用途別に使い分ける為か、形や大きさが微妙に違う物まで複数用意されていた。

その3段目は上2段と違い、使用目的不明の大小様々な黒い輪っか≠ェ乗せてある。


最後尾の黒服は、チューブの歯磨き粉に似た形状の物を2つ手にしていた。
中身が違うのか、それぞれ赤いラベル≠ニ青いラベル≠ェ貼られている。
赤いラベルのチューブは、青いラベルのチューブより数倍も大きかった。


それらをモニター周辺に置き終えた4人の黒服達は、
逃げ道を塞ぐかの様に、座り込んでいる由子を取り囲む。

一体どの様な処刑が行われるのか、皆の恐怖と不安が募る中、
モニター画面に、これから現実に起こる惨劇の内容が示された。



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