過去ログ - ミカサ「私の箱庭」
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65:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/05/28(火) 06:07:37.24 ID:HL4pHJQs0
エレン「…ミカ、サ」

ミカサ(エレンからのキス。縋り付く私を宥めるように、優しい。でも、血の味が現実しか見せてくれない)

エレン「…愛してる。先に、行ってる…。お前は、生きて…」

ミカサ「いや…いやぁああああああああああ!!!!!」


ミカサ(エレンが、いってしまった。私を置いて。

私の慟哭を聞いたのか、地響きが近付いてくる。四方から、徐々に)


ミカサ「…エレン」


ミカサ(そっと地面に横たえる。蒸発した大型巨人の口から…残りの半分を取り、もう戻らない傷口を合わせて、上着を掛けて隠す。

頬を撫でて、開いたまま光を失った目をじっと見つめる)




ミカサ「いってらっしゃい、エレン」





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