過去ログ - むりやり小説ゲーム 二番館
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13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/28(火) 22:38:16.36 ID:ZQlHfOg4o
しかし、そんな時にバカ宇宙人の助け舟が入るのだ。なんと、彼女は再び部屋に戻ってきたときには、まるでダースベ○ダーという格好であった。
宇宙人らしいと言えば宇宙人らしいのだろうか。ただ、髪の毛を垂れ流してのその仮面を被るのはあまり宜しくないとは思えてしまう。

「コホー、コホー……ワタシハ、ウチュウジンダ!」

「長谷川さん、それ、ダースベイダーじゃん?」

「チガウ、ウチュウジンデアル! 尚、フォースは扱えない模様」

「ダメースベイダーだったんだ?」

「そんな与太話は良い……。さぁ、丸坊主の日和見さん、私と勝負せよ、こほーこほー!!」

なんでそこで勝負になるんだよ、と日和見の部屋を何となく見渡すのである。
まだダンボールだらけで、お世辞と言っていい程片付いている訳ではない。
既に引越し業者がある程度大型の家具は部屋に運び込んでいる為、急ぐ必要はないのかもしれないが……。

「や、やるわね日和見さん、まさかカツラを投げつけて私に一撃を食らわせるなんて……!」

「そ、そっちこそ! 仮面を外すのかと思えばいきなり玩具のライトセーバーで頭をたたくなんて!!」

最早子供の遊びとしか思えない勝負が繰り広げられ、やがて彼女達は組みあい、掴み合いという泥試合が行われていた。
呆れて物が言えん。ここは一喝してバカ宇宙人を部屋に帰し、日和見は自分の荷物を整理しろと言うべきか。
なんて思っていると、俺の携帯が鳴り、その相手を見ては何故にメールと不思議に思うのだ。

「……なんで同じ寮なのに、メールしてくるんだ、アイツ」

メールの相手は長谷川儚。内容は、たすけての四文字。何を助ければ良いんだと、泥試合を眺めながら送信。
すると、彼女から『原稿』と二文字だけ返ってくるのだ。そしてその後、メールじゃなくて直接言いに来いと送りつけたところ……。

『今お姉ちゃんに顔を合わせたら、口煩いからやだ』

成る程、と頷いた俺は、その泥試合の結果を見届けることなく、儚の部屋に向かい、扉をノックした。

「おーい、来たぞ。といっても原稿なんてどう手伝えば―― うわぁっ!?」

「しっ、静かにして……」

いきなり扉が開いては、腕を引っ張られ部屋の中に押し込まれてしまう。そうして、彼女はそっと扉を閉めて言うのだ。
今は騒いではいけない。騒げば……>>14


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