17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/28(火) 22:58:21.10 ID:ZQlHfOg4o
「えっと……とにかく浮かんだ妄想をどんどんアウトプットして」
「アイデア浮かんでるんじゃ無かったのか!?」
「それとこれとは別、お茶とお茶菓子を別々に食べるようなものなの」
「そういうモンだろう……?」
「駄目なの。お茶とお茶菓子を混ぜないと、今回の同人誌は完成しないの」
「お前……一体何処を目指してるんだ……」
そうして、俺は儚の部屋で妄想をしなくてはいけなくなった。彼女の持ち出したクッションに座り込み、腕を組んで目を閉じる。
いきなり妄想と言われるとこれが意外と出てこない。とりあえず、それらしい何かを思い浮かべてみよう――。
―― 昼下がりの教室、まだ俺には息子様も合ったりする。そんな中、黒板に宇宙人の落書きをするのは長谷川夢。
銀髪が夕陽に照らされ、きらきらと輝いて見える中、俺はその彼女の背中をじっと眺めてしまう。
その視線に気付いたのか、くるりと振り返った長谷川夢は、とても眩しい笑顔で言うのだ。
「どうしたの、鴨志田君」
「いや、その……長谷川って、綺麗だなって……」
「わ……私が? そんな……。でも、嬉しい……!」
彼女は頬を染めて、はにかむような笑顔を見せた。それがまた俺の心を惹き寄せてしまう。
気付けば、俺と長谷川夢との距離は縮み、もうお互いほぼ間近となった時、彼女はすっと背伸びして言うのだ。
「……キス、しよっか?」
長谷川夢は瞳を閉じる。そして、そっと顔を、唇を近づけて来るのだ。それに動揺しながらも、やはり惹き寄せられていった俺は――。
「……ボツ。一にベタ過ぎキレイ過ぎ。二にお姉ちゃんとか描きたくない。三に……鴨志田君、今はお姉ちゃんより背が低いよね?」
「じゃ、じゃあ、どんな妄想だったらいいんだよ!?」
「そんなの、エロ同人なんだから……>>18」
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