過去ログ - むりやり小説ゲーム 二番館
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24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/28(火) 23:38:54.07 ID:ZQlHfOg4o
彼女は無言で俺の方を何度も見ては、逃げるように机の原稿に視線を移すのだ。
なんて分かり易い表現なんだろう。つまり儚で……妄想の実践をすればいい訳だ!

今ではペンを走らせ、黙って背を向けて作業を行う長谷川儚。その小さな背中に抱きついてもいい。
しかしそれではつまらないと、やはりここは一つ、先ずは妄想を練ろうではないか。

二人きりの部屋、外からは時折ダメ宇宙人の声や、マッドサイエンティストの奇声が聞こえてくるような、そうでもないような。
しかし、そんな奇声以外にこの場を邪魔する者は誰も居ない。そう、俺は長谷川儚と二人きり。

「…………」

無言で原稿と向き合い、ペンを走らせている長谷川儚は、時折ペンを止めてこちらを見ようとする仕草が見受けられた。
しかし、ガン見といってもいい程、彼女の背を眺めているせいか、やはりまた逃げるように原稿を向かい合う。

彼女のラフな文字が入ったキャミソールに、ホットパンツなその姿、攻め手はいくつかあろう。
しかし、この状況を上手く利用するのならば……やはり、先ずは冷房を切る必要があると、スイッチに手を伸ばす。

やがて、彼女は暑そうにしてはこちらに振り向こうとする。しかしやっぱりガン見な俺に逃げる彼女は、その暑さを我慢するのだ。

「……暑そうだな」

「……冷房つけて」

「この方がアイデアが浮かぶんだ。もう少し我慢してくれ」

「……それなら我慢するけど……」

意外と素直に頷いた彼女は、思った以上に汗ばんでいる様子であった。
キャミソールも汗で張り付いているのか、その部屋の蒸れた空気に湿っぽさを見せている。
ともなれば、あそこもやはり汗ばんでいるのだろうと、彼女の足元を見る。

時折、小さな足首が動き、組んだり広げたり、ストレッチしたりと動いている。そんな部分が今回の狙いだ。

「……儚、やっぱり暑いか?」

「そりゃ、そうだけど……。アイデアは出た?」

「ああ、今丁度良い具合に出た……。そう、こんなアイデアがなっ!!」

「えっ―― ちょ、ちょっと!!?」

机と、彼女の座る椅子、つまり彼女の両股に割って入るようにして忍び込んだ俺に、長谷川儚は随分と動揺する。
しかしこれだけでは終わらない。今居る地点でよく見える彼女の臀部や股、そこに顔を伸ばし……>>25


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