過去ログ - むりやり小説ゲーム 二番館
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32:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[なんですと]
2013/05/29(水) 00:11:32.13 ID:N9GLiyoho
ダメだ、やっぱり思うような答えが出ない。そうやって俺が頭を抱えてしまっていると……謎のメイドが現れ、何故か俺に仕えはじめた。
一応、日和見から逃れられる形にはなったのかもしれない。しかし、余りにも突然で、脈絡が無さ過ぎるこのメイド。

「お嬢様、下着が汚れていらっしゃる様子。……履き替えに参りましょう」

「えっ!? あ、ああ、そ、そうだなー、汚れてるかもーうん! ごめん日和見、また後で!!」

「……ちょっと待ちなさいよ、そこのメイド」

「何でしょう? 私はお嬢様の実は先程は興奮していてびしょびしょで大変なことにーってなっている下着を交換させなければなりません、急いでください」

「私は今、響と大事な話をしていたところなの! それをいきなり割り入って、邪魔をして! ……だいたい、あんた誰なのよ!!」

「誰や誰やと聞かれれば、お答えしなければなりません。私こそは、情報統合思念体が造り出したヒューマノイド的な存在で――」

「どこぞの長門はいいから! とっとと名前、住所、年齢、ついでに住民票まできっちり出しなさい!!」

「手厳しいですね……。お嬢様、面倒ですから逃げましょう」

「え、ちょ……なんで俺、抱えられてるの?」

「さぁ、ダッシュで参ります。……尚、告白の返事は今のお前では百年早いわバーローです。では、さらばです!!」

「なっ!! ちょっと、ちょっと待ち――」

その速さは人間業とは思えなかった。メイド服で動きづらそうな印象があったのにも関わらず、たった十秒で我が部屋に戻ってきてしまう。
しかし、こんな事になって良かったのかと、お姫様抱っこで抱えられる中、思うのである。

「な、なぁ……、俺の代わりに返事をしちまって、まぁ助かったとは言えなくもないけどさ……」

「お嬢様のお気持ちを汲んでの言葉です、気になさらず」

「まぁ、それはそれとして……、お前、誰だよ」

「要するに長門です。長門有希、知りません? ほら、見た目も似てるでしょう?」

「いやいやいや! おかしいから!! というか、そこまで似てないから!! ……で、誰だよお前」

「そこまで聞かれてはお答えしないとお嬢様にお暇を頂いてしまいそうなので、きちんとお答えしましょう。私は……>>33


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