過去ログ - むりやり小説ゲーム 二番館
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34:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/29(水) 00:22:33.23 ID:N9GLiyoho
「そこまで聞かれてはお答えしないとお嬢様にお暇を頂いてしまいそうなので、きちんとお答えしましょう。私は……例の幽霊です」

「……もしかして、あーちゃん?」

「流石はお嬢様。ご褒美にお股を撫で撫でしてあげます」

「いらんわ!! って、おかしいぞ。……儚が描いた絵に、鳴もそっくりって言ってたのに。髪の長さも短くなってるし、銀髪っぽいし……」

「メイド萌道によると、最近ではふんわり銀髪メイドが良いそうで、イメチェンを計ってみました」

「……お前、なんか色々と軽いな」

「そんなに褒められても、身体は簡単には差し上げられません……」

「そこで照れるな脱ぐなついでに縄を取り出すな!!」

で、何故に幽霊が俺の前に実体となって姿を現したのか、と、彼女を正座させて凄んでみるのだが、
これがまたとんでもないマイペースな娘であった。それよりも、俺の下着を早く着替えさせたいといった事ばかりを口にする。
最早変態としか思えないと思いつつ、俺が呆れてしまっていると……。

「長谷川儚のおちんちんはちゃんと見ましたか?」

「へっ? いや、ちゃんとは見ていないけど……膨らんではいたのは事実で」

「貴女が女性になったこと、私が実体になれたこと、不思議と思いませんか?」

「……大宇宙の意思か! ヤツがこんな馬鹿げたことを、儚にあんなものを生やした原因か!!」

「残念ながら、彼女にはまだ生えていません。……でも、貴女が望めば生えてくるかもしれません」

「俺が、望むと……?」

「貴女はまだ、心が男です。だからこそ、彼女を女性としてみています。だからといって、百合ルートだって大有りですが、
 貴女がそう望めば、彼女もまた男のように成り代わることも可能だという事です。勿論それは、彼女の気持ち次第でもありますが……」

分からん、と首を振る。この幽霊の言っていることが奇想天外過ぎるのだ。
俺が望めば大宇宙の意思がそんな事を叶えようとしてくれる、あとは本人次第とか言うのである。そんな摩訶不思議あってたまるかと思うのだが……。

「私は、お嬢様に尽くす意図を持って体現しました。それもまた、日和見萌から今は逃れたいという気持ちが、私にシンクロしたまでです。
 それと同時に、私も人間として、貴女に触れてみたいと思っておりました。だから……」

信じられないと息を呑んだ。だが、コレも現実なのかと受け容れるべきなのか、或いは……>>35


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