52:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/31(金) 22:24:20.11 ID:qnz0rA97o
彼女は、日和見萌と友人といった関係であり、他校同士の付き合いが珍しいわけでもないが、接点は不思議であった。
しかし話を聞いていると、どうにも彼女は日和見さんに素性を隠しているらしい。その理由は実はつまらないもので、恥ずかしー><だとか。
この電波にゅんにゅん垂れ流すポニーテール、今頃何を言うのかと思っていたのだが、
彼女の話を聞いていて、少々納得する面も出てきていたのも事実である。
「と、とりあえず……彼女には秘密にしつつ、協力を申し出るしかないかな」
「ねぇ、いっそ本当の事を話してみれば……」
「ダメっ、それはダメ!! せっかく……マトモなお友達が出来たのに!!」
「……言うほどマトモじゃないよ、あの人」
「とーにかく! 先ずは親指姫の衣装担当のターゲットであるあの娘にお願いするんだにゅん!!」
「……親指姫のターゲット?」
「ククク、身体は女の子、心は未熟な女の子、その名は……鴨志田響!! 彼女の為に製作したんだにゅん」
「鴨志田君、多分凄く嫌がると思うよ……」
私が以前鴨志田君相手に逆誘惑的なドッキリを仕掛け、逆に私が苛立っては彼を追い出すという事があった。
それ以降、私の方から彼を避けている節がある。彼自身はいつも通り接してきてくれては居るのだけれど、
その際、私の部屋の直ぐ傍で、日和見萌の告白話を振ったような話が聞こえ、それから更に意識してしまうようになっていた。
もしかして、私にもチャンスはあるのかな。もしかして、鴨志田君は私の事を……。そう考えると、夏コミなんて正直どうでも良くなっている。
「ね、ねぇ……勝手にお部屋に入るのは不味いんじゃないかな……」
「大丈夫だにゅん。さぁ……いざ突撃、隣の晩御飯!!」
「まだお昼だから、羽未ちゃん……」
そうして、鴨志田君の部屋に入って私達が見たものは、>>53
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