過去ログ - むりやり小説ゲーム 二番館
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9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/05/28(火) 22:25:43.07 ID:ZQlHfOg4o
「長谷川夢よ。開けるわね―― って、こ、これは……丸坊主!?」

「はぁ? 何いってんだよ宇宙人―― って、確かに丸坊主!?」

「んー? あ、長谷川の姉の方だー。おっはよー」

「……貴女、坊主になったのね」

「ん? あぁこれ? ……そうだよ、坊主になったんだ」

「おい、日和見! お前、本気で……って、さっきまで髪の毛あったよなぁ!?」

「さっき剃ったの」

「んなあほなっ!? ……いや待て、お前……頭皮がぐにゃぐにゃだぞ?」

「そ、そういう頭皮をしてるだけだよー!?」

いやいや、と手を振ってしまう。よく見ればそれははっきりと被り物だと分かるのである。
しかし、隣で呆然となるバカ宇宙人にはどうやら分かっていない様子。いや、分かってあえて乗っているのかもしれない。

「成る程ね、日和見さん、この入寮はそこまでの覚悟だったという事ね」

「お、おうともっ! 私だって本気中の本気って事なんだから!」

「……やはり侮れない相手ね、日和見さん。ならば私も受けて立つしかないわ。……少し待っていなさい」

彼女はそうして日和見の部屋を出て行くのだが、何をしに行ったのか、と日和見と俺は互いに顔を見合わせる。
しかしこの時、久々に日和見の顔を見たせいで、俺の方からつい視線を逸らしてしまった。
真っ直ぐに彼女が見れない。いくら丸坊主状態でウケを狙っているとはいえ、顔はやはりアイツそのものなのだから。

「ねぇ。響。……もう一週間、もう少し言うとちょっぴり時間過ぎているんだけど」

「……えと、何の事だっけ!?」

「男らしくないね。……でもいいのかな、今は女の子だし」

日和見の、先程までの明るい雰囲気は何処へやら、その言葉自体が冷たく感じては、つい俯いてしまう。

しかし、そんな時にバカ宇宙人の助け舟が入るのだ。なんと、彼女は再び部屋に戻ってきたときには、>>10という格好であった。


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