過去ログ - むりやり小説ゲーム 二番館
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964:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/08/04(日) 22:11:18.46 ID:pMXqW5UWo
「そうらしいわ。……そして、一人で数人の男をダーツで処女喪失させたらしいわ」

「男で処女ってどう言う事だってばよ」

「そんなの、私に言わせようとするの!? 決まってるじゃない……」

「ま、まさか……男の尻穴を、アイツが犯したというのか!? ダーツで!?」

「その通りよ。……しかも、再起不能にしたらしいわ。その男達は痔で苦しむ事になり今も尚悲痛の叫びをあげている。
 ある意味彼等のその……尻穴は死んだようなものね」

「なんて恐ろしい……! ……って、ちょっとした傷害事件じゃねぇのそれ!?」

「それが認められているのが今の世の中よ。抗争を申し込む形にすれば、それは受理され、警察も動かない」

「……なんだよ、それ」

「それが、裏社会で行われているゲーム。……抗争よ」

世界大戦後、二十年以上が経過する事となる間、ダーツは何故か妙な人気を得ることになる。
しかしその実態は、裏社会で行われている抗争が火種となり、次第に表沙汰になるのであった。

初期こそ、ダーツでその店、その土地を得ようとするゲームが行われ、普通に競い合っていただけのものが、
とうとう人を殺してまで争う武器となり、それは次第に進化してしまう事になる。

「PSI、聞いた事あるでしょ? 第三次の大惨事で次々と人々が覚醒していったあの事件」

「……新人類覚醒とも、危機能力過剰による出来事とも言われてるんだっけ。って、何気に駄洒落を混ぜるなよ」

「別に良いじゃない、駄洒落くらい。……ともあれ、人は能力を広げ、覚醒の時を向かえたのがその時。
 そして、同時に行われた闇のダーツゲーム。そう、それはもう、戦争なのよ」

「戦争……、そんなのに、俺が加われっていうのか……」

俺がその事実を知り、身動きが出来ない程衝撃を受ける中、凛々香は俺の手を取って言うのだ。
震えるその手を握り締め、そして俺に……「>>965」と、小さく呟いた。


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